■年末年始は休みなしである。疲れる。疲れた。まだまだこれからだ。
■新井素子のエッセイが朝日新聞の夕刊に掲載されたのである。
うちは地方紙とスポニチしか取っていないので、読もうと思って今年新築された町立図書館へ行ったところ、朝日新聞は取っていないとのことで読めず。
図書館て、全国紙三紙(讀賣、朝日、毎日)は無条件で置いてあるもんだと思っていたんだが甘かったようだ。讀賣はあるんですけど、と図書館員のおばさんは言った。お金がないからか、それともお金の問題でなくそもそも図書館の志が低いのか。町民の利用もそれほど見込めない施設ではどちらの点でも厳しいのかもしれない。
■ジュビロ磐田のスーパーサブ、川口信男選手が、2回連続で契約を保留したそうである。昨年より微増の100万円アップ提示だったようだが、新聞によればその時にフロントが言った言葉が振るっている。
「出場時間が短かったから」
スーパーサブというのはゲームに途中から出場し、決定的な仕事をする選手のことをいう。その意味で川口はジュビロにとって攻撃の切り札的存在であった。使われ方からして出場時間が短くなるのは当然で、出場時間を評価の基準とするのは全く間違ったやり方だと思わざるを得ない。
川口も怒ったようだ。スーパーサブとして仕事をしてきた「僕の2年間は何だったのか」とも漏らしていたそうだ。川口に全く同情する。自分を殺してチーム内の仕事をこなしてきたのに、まさにその点をマイナスにしか評価してもらえないなんて、自分の仕事を全否定されたに等しい。こんな職場では働けない、と思うだろ。普通。フロントも何を考えてるんだか。
金沢の移籍は決定的。西も出る気まんまんとはなんたるOFFだ。さらに川口が出るとなったら戦力的には痛すぎる。完全優勝した年の暮れだというのに、淋しい話題ばかりだ。
フロントへの文句はさておき、それでもジュビロというクラブへの愛着は来期も変わることなく続くのである。今年はいいシーズンだった。昨年の悔しさを晴らしての完全優勝で溜飲は下がりまくった。そして、年間シートをとうとう購入した。試合は見に行けるとは全く思わないが、とりあえずクラブを応援するものとして金銭的な責任は果たしていると自己満足する。
■今日の帰りのことである。偶然寄ったコンビニで、『百億の昼と千億の夜』の単行雑誌を発見し驚く。秋田書店から発売された全一冊の文庫の雑誌版である。表紙も同じイラストだし。最近のコンビニにはこのような雑誌ともコミックスともつかないものが大量に置かれているが、とうとう『百億の昼と千億の夜』もそうなったのか、と嘆息する。一緒に並んでいたのはドカベンにブラック・ジャックと秋田書店のいつものメンツであった。
とにかく『百億の昼と千億の夜』は買い漏らす訳にはいかない。早速買う。543円+税也。