新井素子的日記(2003年11月)

2003/11/30 (日)

■なんにもない。

ナビスコ杯の準決勝で鹿島に負けた時は、バックスタンドに挨拶に来た選手に向かい、

「ぶゎか野郎〜〜! ホームで何やっとんじゃ〜〜〜!!」

と思い切り罵声を浴びせて周りから白い目で見られたりしたもんだが、今回はそこまでの覇気もなく。

仕事が休みなので、新聞も読まずテレビも見ず、失った物の大きさについて考えている。

昨日はあんな殊勝なことを書いたものの、そんなにすっぱり頭を切り換えられる訳でもねーものだな、と。

2003/11/29 (土)

■歓声よりも長く、興奮よりも速く。

ほどよく冷えた「開運」の大吟醸を頂く。

うまいなあ。口の中で香りを楽しんでから、ごくんと喉の奥に流し込む。食道を通って胃に流れ落ちるまでの感触までが気持ちいい。五臓六腑に染み渡るとはまさにこのことである。

日本酒を飲むのは随分久しぶりだ。体調がずっとあまりよくなかったこともあって、こういう時に飲むのは酒に対して失礼ではないかと避けていたのである。今日はまあ特別な日だし、酒が飲みてぇなあと気分が盛りあがったので仕事帰りに買ってきた。

高い酒なのである。ちびちびと甘い蜜をなめるが如く飲む。贅沢である。

肴は酢いかよりもあたりめが合うな。

今年のJリーグは横浜F・マリノスの完全優勝に終わる。

この最終節に勝てば2ndステージ優勝となるジュビロ磐田は、前半のリードを守れず、後半に逆転され横浜に苦杯をなめた。2位の鹿島アントラーズが引き分けた為、得失点差で横浜の優勝が決まる。目の前で優勝の歓喜に湧くマリノスの面々を見るジュビロの選手たちの気持ちは如何ばかりだったか。

考えよう。

何故俺たちは勝てなかったのか。

俺たちには何が足りなかったのか。

この屈辱からどうしたら立ち直ることが出来るのか。

この敗戦を糧にして、俺たちはもっと強くなることが出来る。

とりあえず、今年のJリーグは終了。

クラブのスタッフ、監督、コーチ陣、選手の皆さん、お疲れ様でした。

結果には決して満足していませんが、世代交代を進めつつ上位をねらうという当初の目的は達することが出来たと思います。

来年も過密日程で難しいシーズンです。更なる精進を期待します。

その前に天皇杯初制覇と来ればこんなにうれしいこたぁねーんですけど。

人間、あまりに衝撃が強すぎると例え悲しくっても泣けねーもんでございます。

ちなみにBGMは復刻されたスネークマン・ショーの「スネークマン・ショー」でございます。

ああ、酒がうまい。

2003/11/28 (金)

■「週刊明星」落札。

Yahoo!オークションの「週刊明星」は無事落札することが出来た。

出品者の人がいい人で、終了日前に出張する旨を伝えたら帰ってくるまで入金を待っていてくれたのである。無事入金を済ませ後は品物が届くのを待つのみ。よかったのである。

次は「マリ・クレール」ですな。「作家のリアル・スタイル」というコーナーに新井素子が登場しているらしい。2002年11月号と言うからほぼ1年前の雑誌である。やはり見落としはあるものだ。

■チェックできず。

コバルト新刊のチェックは結局出来ず。気になる。

NAKAさんはチェックしたのだろうか。

「ファンロード」の復刊決定。大都社が発行することになったようだ。

大都社と言えば、昔の漫画を多数復活させてくれた出版社である。俺もだいぶお世話になった。

待ってた人はよかったですな。

■蒼く光り煌めくこのステージへ。

明日はジュビロ磐田が優勝する日である。

こういうこと書くとまた頭がおかしいと思われるのだが事実だから仕方がない。

つーかさ、それを信じてない奴はファンなんかやめた方がいいよ。

「やる前から負けること考える馬鹿いるかよ!」

ベシッ!!

「出てけ!」

って感じである。

仕事なんだけどなあ。

仕事が手に付く訳がないんだよなあ。

いやまいった。

2003/11/27 (木)

■さよならは別れの言葉じゃなくて。

「本の旅人」12月号が届く。

新井素子の連載エッセイ「monomonoパラダイス」がなんと最終回である。別れは突然やってくる。

となれば、いつ本で読めるのかが気になるところであるが、この連載だけを単行本にするにはちょっと量が足りないように思う。何れなんらかの形で纏まることもあるだろう。待とう。

それにしても人の情けが身に沁みる。

2003/11/26 (水)

■世情。

新井素子的でない日記。

デジキューブが自己破産か。

一つの時代が終わったような感あり。

というか、最近は一つの時代が終わりまくっているような気がする。

なべて諸行は無常である。

2003/11/25 (火)

■派遣軍還る。

行ってきました。

最初の予定では、仕事終了後そのまま東海岸へ行き一泊して観光しようと思っていたのだが、蓄積した疲労の為断念する。仕事先から映画「グリーン・レクイエム」のロケ地である伊豆急「伊豆高原駅」が割と近かったので是非行こうと思っていたのである。道は何となく覚えたのでまた今度行ってみよう。

それにしても疲れた。車での帰りは赤信号の交差点へ進入しそうになって急ブレーキを踏んだり、東名インターへの入り口を見落として道に迷ったりとさんざんだった。命があったのがめっけもんだ。

明日の仕事が休みでよかった。

市立船橋のU-18日本代表FW、カレン・ロバートがジュビロ磐田に入団決定。てっきり柏に入るものとばかり思っていたので驚いた。しかし来てくれるのはうれしいなあ。

昨年といい今年といい、各年代の日本代表を経験した逸材が続々とジュビロに入っている。スカウトの優秀さもあるんだろうが、ここ数年のジュビロというチームの強さに魅力があるのも一因にはなっているのかもしれない。

数年先のジュビロの主力になってもらわねばならない若者たちである。応援するぞ。がんばれよ。

2003/11/24 (月)

■帰れるんだ。これで、帰れるんだ。

新井素子的でない日記。

ホテル暮らしも今日までの予定。

付き合いの食事だの飲み会だのでホテルでもあまり自由な時間は無かったのだった。それでなくても帰ってくるのが遅いんだから、部屋に入ったらすぐにでも寝たい。

とか言いながら、高千穂遙『ワームウッドの幻獣・クラッシャージョウ9』を読了。

可もなく不可もなく相変わらず「クラッシャージョウ」だった。

登場人物の名前が「カマタ」「ダンプ」「シーク」とは、高千穂遙はまだプロレスファンなのだろうか。「ダンプ」はちゃんと女性だし。微妙に古いけどね。

他に井上雄彦「バガボンド」第18巻読了。

17歳の小次郎が武蔵と邂逅する。う〜むまだ先は長いのう。

で、前から気になってること。小次郎の耳が聞こえないってことは、あの有名な巌流島の決闘のあの有名な武蔵の台詞はやっぱり無いですか。井上版巌流島が見れるのは非常に楽しみである。

『変革への序章』は結局読めなかった。次はこれを読もう。

2003/11/23 (日)

■Stand up to the Victory。

新井素子的でない日記。

今日のJリーグは鹿島が勝ち、市原が引き分け。その結果、優勝の可能性があるのは磐田、鹿島、横浜、市原の4チームに絞られた。2位の鹿島とは勝ち点差2、得失点差が4。次節は鹿島が5点差をつけて勝たない限りは引き分けでも得失点差でジュビロの優勝、勝てば文句なく優勝である。

が、細かい勝ち点はどうでもいいのである。

とにかく勝とう。

しかし、鹿島の得失点差2しかないのに2位てのもすごいよな。負けるときは派手に、勝つときは僅差で、という感じですか。混戦2ndステージを象徴する数字だ。

ジュビロも首位なのに得失点差6なのであまり大きいことは言えないのであった。

2003/11/22 (土)

■ちょっと振り向いてみただけの異邦人。

ホテル近くのセブンイレブンでおかしなお菓子を見つける。シャレだ。

タイトルは「J'sポップスの巨人たち」。ブルボンが出しているのだが、なんとクッキーのおまけに昔ヒットしたジャパニーズ・ポップスの名曲を収録した8cmCDが付いているのである。これで一個\330。安い。

はしだのりひことクライマックスの「花嫁」があったので早速買う。新井素子の小説の文章中に登場する曲なのである。「作品に登場する音楽リスト」にも掲載している。有名な曲なので聞いたことはあるのだが、何しろ1971年の曲である。俺はまだ3歳だったのである。詳細なんか判らないのである。

中を見れば解説のリーフレットがすばらしい。歌詞はもちろんのこと歌手のプロフィールやディスコグラフィー、時代背景などが程よく書かれているのである。

貴重な資料ですよこれは。うーむ、非常に助かってしまった。

他に久保田早紀の「異邦人」を趣味で買う。甲斐バンドの「HERO」もいいなあ、今度買おう。

シリーズ継続を激希望。イルカの「なごり雪」とかどうですか。

仕事の為ジュビロ磐田のホーム最終戦、vsガンバ大阪戦は見られず。しかし前節に続き逆転勝ち。しぶとく首位を堅守。

次節はいよいよ最終戦、横浜国際でのマリノス戦である。

ただ勝つのみ。

2003/11/21 (金)

■明日はどっちだ。

新井素子的でない日記。

PanasonicのCF-W2AW1AXRを持ってきているというのに、日記を書く用途にしか使っていないというこの贅沢さ。

ネットに接続できないので、この日記はNoEditorというフリーのテキストエディタで書いている。

家に帰ったらアップするとしよう。

それでだな。

何だよ、伊豆って静岡じゃないんですか。

静岡新聞のテレビ番組欄に何故日テレとかTBSとかフジテレビとかテレ朝が載ってますか? 静岡第一テレビは? テレビ静岡は? 静岡朝日テレビは? あ、隅っこに小さく載ってやがる。

ホテルのテレビも同様だ。関東のテレビ局とSBSは見れるのに、他の県内放送局が見られないのである。何故「スポパラ」を放送しませんか。明日のJリーグ直前情報を楽しみにしていたのに〜〜〜。

×akapon(チキンウイング・テレビ・ロック)伊豆○

伊豆にやられた。

2003/11/19 (水)

■銀河の向こうへ飛んで行け。

明日から出張なんだと。

26日まで戻らないのである。

Yahoo!オークションの「週刊明星」は明日の夜8時が終了時刻である。

宿泊先のホテルにはインターネットに接続できる環境がないようなのである。

もし落札できたとしても連絡が取れない。困った。

一応PCは持って行くんであるが使い道があるかどうか。どうせホテルでは暇なんだけど。

とりあえず本を持って行こう。デイヴィッド・ブリン『変革への序章』上・下。<知性化の嵐>シリーズ第1巻である。上下合わせて1000ページは読みでがある。

日本代表vsカメルーン代表の試合。

藤田俊哉はやはりいいじゃないですか。

定着しても面白いと思うよ。

2003/11/18 (火)

■遅くなってごめんね。

新井素子的でない日記。

またも「オレンジ」11巻はなし。ひどい。

つーかもしかしてもうとっくに売り切れてるのか?

ついでに「週刊サッカーマガジン」を買おうと思っていたのである。

表紙を見ればマガジンもダイジェストも中山隊長の写真。そして2誌とも全く同じキャプション。

「磐田が来た!」

おまっとさんでした。

予定を変更して2誌とも買う。愉快である。

2003/11/17 (月)

■「本の雑誌」12月号。

「本の雑誌」12月号、「新刊めったくたガイド」大森望編(P.40)で山本弘『神は沈黙せず』が採り上げられている。評価高し。

作者の経歴を説明する文章に新井素子の名前が登場。「奇想天外」新人賞の同期なのである。

■誠に遺憾に存じます。

「オレンジ」の11巻がどこにも売ってないのはどうしたもんか。

確かにジャンプやマガジンに比べれば冷遇される少年チャンピオンのコミックスだがこんなに熱くて面白い漫画を置かんとは世の中間違っとるよ。

明日はもっと遠い本屋まで行ってみよう。

2003/11/16 (日)

■胸のエンジンに火を点けろ。

オ〜中山 フッフッ 中山中山ゴンゴール

オ〜中山 フッフッ 中山中山ゴンゴール

Jリーグ第13節、東京ヴェルディvsジュビロ磐田は1-2と大逆転でジュビロの勝ちアーンド7チームごぼう抜きで首位奪取だコンチクショー!

サッカーの試合を見てこんなに炎上したのは久しぶりだな。

1-0で負けていた後半35分。交代の為中山がピッチに登場した瞬間、スタジアムの雰囲気が変わったのがテレビの画面を通しても判った。グラウの同点ゴールが生まれたのはこの直後である。

「こういう試合で勝てるのがドゥンガ魂であり、中山魂であり、ジュビロ魂だ」

この名波の台詞、ジュビロ磐田に関わる者は胸に刻むべし。

残りはあと2試合。気負うことなくしかし確実に勝とう。

しかしなあ、いくら子会社のヴェルディが負けてるからって、ロスタイムで中継を打ち切るこたぁねーだろ。>日テレ&静岡第一テレビ

スカパー!で録画し直そう。

■2冊落札。

「創元推理」17

「毎日グラフ」1983年8月14日号

上記2冊を落札。

覚悟をしていたほど高額にはならなかったのがうれしい。

2003/11/15 (土)

■阿川佐和子『あんな作家こんな作家どんな作家』。

Yahoo!オークションにて阿川佐和子『あんな作家こんな作家どんな作家』を落札。希望価格が\1,000に設定されていた為、一撃である。

新井素子へのインタビューが掲載されている。

文庫版は新刊で持っていたのだが、単行本版はなかなか見つからなかったものである。

■勝つと思うな思えば負けよ。

吐き気と共に目が覚める。最悪の目覚め。

休日だが朝から勉強会の為出社。予定としてはその後床屋へ行き、エコパで行われる高校サッカー県大会決勝戦、藤枝東vs清水東を見に行こうと思っていたのだが、体調が悪すぎる為おとなしく帰宅。自宅のテレビでサッカー観戦ツアーとなる。

藤枝東vs清水東。

雨中の決戦は藤枝東が制す。赤星よ再来年はジュビロに入れよ。

清水エスパルスvs浦和レッズ。

9人のエスパルスにレッズ敗れる。あの審判はレッズファンか?

湘南ベルマーレvs川崎フロンターレ。

ベルマーレがしぶとく引き分けてフロンターレのJ1昇格を妨害。これはベルマーレにとって明るい兆しですか。来年はがんばれよ。でも熊林は返してくれ。

J1は上位陣が全て負け。明日ジュビロがヴェルディを倒せば、なんと単独首位である。

おいしい展開だ。笑いがこみ上げてくる。

こういう時に引き分けるのが今年のジュビロ、と思わないでもないがとにかく勝つのである。

W杯バレーの日本女子代表最終戦。

中国強えぇ。日本は疲れもあったのだろう、ミス連発で勢いに乗れず。しかしそんなこととは関係なく中国の強さが印象に残る。フェイフェイだかニャンニャンだかっていうあのねーちゃんはすげーな。

アテネオリンピック出場の道は閉ざされた訳ではなく、この後最終予選があるらしい。希望はまだある。

2003/11/14 (金)

■神様、お願いだ。

Yahoo!オークションにて新井素子関係の雑誌に入札する。

の三冊である。

いずれも競合者あり。予断は許さない。

熱に浮かされた勢いで山本弘『神は沈黙せず』を読了。

久しぶりに続きが気になってやめられない小説を読んだ。

「神」の概念が根底から覆ることはなかったし、気になる処は多々あるが面白い話だった。

で、結局の処「神様」てのは山本弘のことでいいですか?

バレーボールW杯は日本女子代表がキューバに勝つ!

まさか勝てるとは思わなかった。試合はダイジェストでしか見てないんだが、凄いな。凄い。

最後の試合は世界No.1の中国戦である。例え勝ってもイタリア、USAがともに転けないとアテネはない。状況は依然厳しい。

さて、どうなるか。

W杯バレーはフジテレビ739で他の国の試合も放送しているのである。

世界の強豪国の試合はさすがにおもしろい。今日はブラジルvsUSAを見た。あ〜、USA勝てず。ブラジルも強かったが、どうしたUSA。

しかし客席が淋しいですな。サッカーのW杯は全試合満員なのにこの違いは何?

日本の日本による日本の為の大会であって日本戦以外は眼中にない感じ。

2003/11/13 (木)

■Staying Alive。

新井素子的でない日記。

ようやくありついた休日だというのに、風邪がぶり返しまた床に伏せる。

熱と咳だなあ。

熱に浮かされて買ったなら、熱に浮かされて読むべし、と思い、山本弘『神は沈黙せず』を半分まで読む。

トンデモ蘊蓄とかネットでの議論に対する不満とか読んでいて煩わしいが、知識が無い人にとっては物語に現実味を与える小道具として機能するのかもしれない。

主人公が「神」という結論に辿り着くのに論理の飛躍が見られる。作中で紹介される超常現象に対する態度とはえらく違う。

だが、総じて物語の語り口は巧みで読みやすく、今のところはおもしろい。

2003/11/11 (火)

■おやすみアムロ。

新井素子的でない日記。

日記を書く力が出ない。

ちょっとお疲れ気味。

風邪もあんまりよくならないし。

とり・みき/田北鑑生『ラスト・ブックマン』を読む。

「マッド・マックス」の後の「マッド・マックス2」という感じ。

おもしろかった。

悪役の名前が宮台真司のもじりなのは何か意味があるのか?

2003/11/10 (月)

■冬が始まるよ。

今日は寒かった。とうとう冬が来た。

明日から出勤時は上着を着ていくことにしよう。

■Yahoo!オークションにて。

Yahoo!オークションにて「毎日グラフ」1983年8月14日号が出品されている。

新井素子の写真が掲載されているようだが、他に宮崎駿、高橋留美子の記事もありマニア人気が高そうだ。高値が付きそうな気がする。

既に宮崎ファンと思しき人とあかいくつさんが入札している。様子を見て参戦するか。

吉田が負けたことよりミルコが負けたことの方がびっくりだ。

プロレスラーが誰一人敵をとっていないのに勝手に負けやがって。

日本人と関係ない処で神々の闘いが行われているという感じ。

今年の大晦日は日テレ、TBS、フジテレビが紅白の裏番組に格闘技番組をぶつけるそうだ。共倒れにならなきゃいいが、激しくそうなりそうな予感。

2003/11/09 (日)

■攻めて攻めて攻めて攻めて。

新井素子的でない日記。

あれ? 「やべっちFC」やんないのか。

選挙特番ばっかりだ。

スカパー!でアニメでも見よう。

20歳で選挙権を得てから初めて選挙に行かなかった。

行っても「棄権」と書いて帰ってこようと思っていたので、結果的には同じなのだが、行くのと行かないのでは雲泥の差がある。

と、前は思っていたのだ。

今の心境は筋肉少女帯の「労働者M」である。

ジュビロ磐田vsベガルタ仙台の録画を見る。

結果は既に知っているのに最後まで目が離せない試合だった。

攻めまくるのに何故最後で点が入りませんか。

勝ってよかった、という試合。心臓に悪い。

風邪もようやく峠を越えたようだ。

だいぶ楽になってきた。

2003/11/07 (金)

■神様っているんだね。

新井素子的でない日記。

あ〜苦しい。

吐き気は止まらねーわ咳は止まらねーわで大変である。

口の中は生唾、額にはイヤな汗の大洪水である。

来週木曜日まで休みがないのである。

あ〜つらい。

で、おとなしく帰ればいいものを仕事帰りに本屋に寄ると山本弘の新刊が出ていた。

タイトルは「HAPPY WEDDING素子姫」じゃなくて『神は沈黙せず』。

帯に、

「UFOも、怪奇現象も、超能力も、すべて「神」からのメッセージだった!」

「現代人の「神」の概念を根底から覆す長編書き下ろしエンタテインメント一三〇〇枚!」

と書いてある。

「神」てのもフィクションでは使い古された小道具だが、「概念を根底から覆す」とはまた大きく出たものだ。が、大概は陳腐なのである。そんなことができるなんて最初から期待しないのである。あえて読む必要もあるまいと思いながら店を出たら何故かカバーが掛かった件の本を右手に持っている。

熱に浮かされて買ってしまったらしい。しまった。

時間が出来たら読むのだろうか。

覆せるもんなら覆してみろってんだ。

神様というとドリフのギャグを思い出す。

「神様!」

「あに?」

「か・み・さ・ま!!」

「あんだって?」

「あなたは、神様ですか!?」

「とんでもねぇ、あたしゃ神様だよ」

2003/11/06 (木)

■折れたタバコの吸い殻で。

長らく放ってあるeS!Booksの「新井素子堂」もメンテナンスをしたいのである。

支店を開設できる機能が付いたのはうれしいが、開設したいカテゴリが存在しないのが困りもの。SF関連のカテゴリができないものか。

もし開設できれば「新井素子がお薦めする日本SF」とか、書評した本などは支店の方に移行できるんだが、と思っている。

5歳になる甥っ子の虚言癖がなかなか面白い。

してもいないことを「した」と言う。内容がファンタジーに溢れていて、つい俺もノってしまうのである。

虚言癖って成長の障害になるような困ったことなのかな?

子育ての本を読んでみるか。

曙がK−1に参戦してボブ・サップと闘うらしい。

http://www.nikkansports.com/ns/battle/f-bt-tp0-031106-0015.html

キックボクシングが出来るとは思えないので、総合ルールになるのだろうか。打ち上げ花火で終わらなきゃいいが。

継続参戦して欲しいなあ。世界の強豪と闘う勇姿を見るのが楽しみである。

風邪を引いた。

喉をやられた。

咳が出るのである。

2003/11/05 (水)

■うわさになりたい。

新井素子的でない日記。

今週発売のサッカー週刊誌は「サッカーマガジン」、「サッカーダイジェスト」ともナビスコ杯を獲った浦和レッズの田中達也が表紙である。

日本サッカー界においては、日本野球界における「阪神優勝」と同じくらいの衝撃度を持つニュースであることは確かだ。J2落ちなど紆余曲折を経た人気クラブが悲願の初タイトル獲得、というメリハリの効いたストーリーもあるし、そりゃあ絵になるさ。

で、扱いが大きいのがはっきり言ってうらやましいのである。

我がジュビロ磐田が優勝しても、こんなに大きく扱ってくれることはここ3年くらいほとんどなかったじゃないですか。

ジュビロの優勝にニュースバリューが無くなるくらいその頃は勝って当たり前だった、ということはあるにしても、田舎のクラブだからですかとかサポーターがあまり熱狂的ではないからですかとか僻んでしまっていたのである。

ナビスコ杯ではジュビロはレッズに負けたアントラーズに負けていたわけで。

この位置にいるクラブなら尚更扱いが大きくなる訳はない。

悔しいぜこの野郎。

試合はやはり勝たなきゃ駄目だ。

2003/11/04 (火)

■The Red Spectacles。

新井素子的でない日記。

ナビスコ杯は浦和レッズが優勝。レッズは初のタイトル獲得である。

レッズサポーターの皆さん、おめでとうございます。

一つタイトルをとったんだから、今年はリーグ戦もういいですよね? ね? ね?

しかしその当日にオフト監督が辞任表明。

浦和社長の「もっと見ていて楽しいサッカーをやってほしい」とはとてもトップの人間の言葉とは思えない。監督任せの非常に無責任な発言なんじゃないかと思う。

もともとのクラブの方針はどうだったのか、観客を楽しませるサッカーができる環境をクラブとして作ろうとしていたのか、その為の意思統一はとれていたのか、自分で顧みたりしないのだろうか。

監督の首をすげ替えるだけで見ていて楽しいサッカーが実現するなら、苦労はないと思うんだけどな。

なんつって来年大化けしたらイヤだな。

以上、余計なお世話の文章でした。

2003/11/02 (日)

■「クロスワードハウス」11月号。

「クロスワードハウス」11月号をコンビニにて購入。

「新井素子のお元気ですか」は第43回。メカに弱いエンドユーザー様の苦悩がよく判るエッセイである。

うーん、俺ならすぐ新しいプリンタを買うなあ。ていうか買ったし。

新井素子さんは小説を「OASYS」というワープロソフトで書いてるようだが、これを使ってるのは富士通ワープロOASYSからの乗り換え組くらいしかいないんじゃないかと思う。使用者は非常に少ない筈である。

今回のような事態を防ぐ為に、OASYS文書の閲覧、印刷ができるフリーソフト「OASYS Viewer」をパソコンを持っている知り合いにインストールしといてもらうのも一つの手かと。ネットからダウンロードできるんである。

で、試しにダウンロードしようとしてみる。

わざわざユーザー登録しなきゃいけないのは何故か。煩わしい。

すると、

のような訳でアクセスが拒否される。Norton Internet Securityのせいだろう。

まあいいや。気が向いたらまたやってみよう。

ちなみに富士通製のパソコンには「OASYS Viewer」はプリインストールされている。

■猫の頭の男の子わ。

高千穂遙のホームページ、TAKACHIHO NOTESにて新井素子ご夫妻の写真を発見。10月31日の記事である。猫耳。

バレーボールのエジプト女子代表チームの姿にカルチャーショックを受ける。長袖長ズボンのユニフォームを着用して肌を露出しない上、白い頭巾で頭部を覆っているのである。

ネットで調べてみると人口の90%がイスラム教徒らしい。なるほど。

でも女性が人前でバレーボールをする権利は認められているのだな。

2003/11/01 (土)

■アジアの片隅で。

新井素子的でない日記。

中国で問題になっているこの事件。

どうやら報道されていた中国人に対する侮辱的発言はなかった模様である。

流言飛語がこうした騒動の火に油を注ぐのは常である。おっかねぇ。

一昔前には次々と実写映画化されるアメコミヒーローに、大人向けにこんな特撮映画作っちゃうなんてアメリカは凄ぇなあ、と感動していたものだが、日本もなんかそんな状況になってきたようで。

キャシャーン」に「キューティハニー」に「デビルマン」である。大きなお友達は大喜び。

これで面白ければ言うことなしですが、さて出来はどうなんですかな。

しかし上記の公式サイトは無駄に重くないですか。

ナローバンド野郎は見るな、ということですかな。

画像だけでろくに内容があるわけでもないのに。

キャシャーン公式は俺のOperaでは内容も覗けないです。

♪解体 解体 一役買いたい〜

には激しくシンクロニシティでございます。