Yahoo!オークションにて「週刊朝日 1984年11月30日号」を落札。\3,000で一撃。
新井素子インタビューと白黒グラビアが3ページに渡り掲載されている。
「'84年に輝いた8人の女」という連載の4回目である。あとの7人は誰だったのだろう。
文中で「新井素子のエッセー」として引用されているのは『まるまる新井素子』の中の彼女の談話ではないだろうか。これを評して「話しことばに近いともいえる」と筆者は書いているがあたりまえだ。話し言葉である。
ちなみに表紙は篠山紀信撮影の沢口”陽子”靖子である。
さて大晦日の格闘技興行戦争だが、フジテレビの「PRIDE男祭り」を見ることにする。各試合への期待値があとの二つに比べて平均的にちょっと高めだからである。日テレの「イノキ・ボンバイエ」とTBSの「Dynamite!!」は壺にはまった時の爆発力は凄そうであるものの正直あまり興味を引くカードがない。俺的に博打をやめ安定を求めたとも言える。他の興行に出場する新日本プロレス勢の勝敗は非常に気になるところではあるが……。でも、たぶん全敗だろう。ファンをこういう気分にさせてしまう試合って悲しい。
サッカー高校選手権一回戦。
静岡代表の藤枝東は島根代表の立正大淞南に2-1で逆転負け。あんなチンタラしたサッカーでは負けて当然である。一体彼らに何があったのか。
静岡代表は昨年の静岡学園に続き2年連続で初戦敗退。もはや王国と呼ぶのも憚られる。がっくり。
だがしかし、明日2004年元日には毎年恒例の天皇杯決勝戦が国立競技場で行われるのである。
対戦カードはジュビロ磐田vsセレッソ大阪である。ジュビロは勝てば初優勝なのである。
これが終わるまでは2003年シーズンが終わった気がしないのである。思えば悔しさが募るばかりのシーズンであった。すっきり勝って、シーズンを締めくくって頂きたい。藤枝東出身の中山よ成岡よ、後輩の無念は国立で晴らしてくれ。
うちのテレビで熱く応援するのである。
という訳で、年末のご挨拶は省略させて頂きます。
すっきりした気分で新年のご挨拶が出来ることを祈りつつ。
既に「新井素子研究会」は更新済みなのだが「SFマガジン 2004年2月号」のことである。
「SF奇書天外」(北原尚彦)でクルムヘトロジャンの『へろ』が紹介されている。《ウロン文学選集》第十一巻として発刊された(という設定の)本である。
この《ウロン文学選集》というのが何なのかずっと判らなかったのである。『まるまる新井素子』に収録されているエッセイ「練馬ウロン遺跡探訪記」の初出が《ウロン文学選集》月報と書いてあったのだ。吾妻ひでお関係の同人誌なのかと思っていたのだが、予期せぬ形で内容が判明した。「SFマガジン」も読み続けるものである。
俺が密かに尊敬するこちらのサイトにも記述があったのでリンクを貼っておこう。
「倉田わたるのミクロコスモス」内「廃墟通信」2003年3月13日〜19日
http://www.rinc.or.jp/~kurata/ruin/ruina03b.html
折角仕事を休んでいるので、ブログをやってみようかと思っている。まだ勉強が必要だ。新井素子的日記もブログに移行できるものならしてみたい。ただ、COOLお薦めのやり方だとかなり面倒くさい。
@niftyの「ココログ」を使うのが簡単そうだ。スキルアップにはならないが。
年内に完成の予定だった「素子姫の部屋興亡史」は結局完成できず。ブログに手を出す暇があったらこっちをやれって感じですか。
毎年12月30日は餅つきの日である。早朝まだ暗い内に我が家と新家の人間が集まって裏庭で石臼と杵を使って餅をつく。
俺はほとんど参加したことがなくて、親父が生きてる内につき方を伝授してもらわないと廃れてしまうなあ、と危機感を持ちつつも今年はダメだ。ぼたもちを食いながら不甲斐ない思いをする。
「ヴァンドレッド」ておもしろいなあ。
the second stageしか見たことがないので、最初から見てみようか。
新井素子的でない日記。
腰痛の勢いは止まるところを知らない。
目が覚めてから起きあがれるようになるまで2時間程かかるのである。無理に起きようとすると腰に激痛が走る。起きあがってからも、頭では普通に歩こうと思うものの、痺れた右足がついてこないのである。結果的に右足を引きずる歩き方になる。
今の状態ではまともに仕事も出来ないし、店に出れば腰に負担のかかる重い物を運ばざるを得ず、そうすれば腰の状態が更に悪くなる恐れもある。以上のように考えて店長に長期休暇を申請した。年末年始の超忙しい時期にこのようなことになったのは非常に申し訳ないし自分でも忸怩たる物があるのだが、背に腹は代えられない。
俺の身分がどうなるかは今のところ不明である。最悪このまま退職ということもあるかも知れない。
何れにしろ1月9日の検査までは腰の状態については何とも言えない。
憂鬱。
『ブラック・キャット4』の挿絵が評判悪いみたいですが、まあ確かに「なんだこりゃ」と僕も思いましたが、でも「ブラック・キャット」の挿絵は山崎博海であることに意味がある、と僕は思う訳です。ファンじゃない人には通じないかも知れません。
読み終わった時に僕の感じた時の重みの中にはあの挿絵も含まれていたんです。
あれはあれでいいんですよ。
NAKAさんのページでコバルトの「ときめきテレホン」に新井素子が登場するのを知る。文庫に挟み込まれていた「乙女ちっく通信」に書いてあったのだが、見ていなかった。どうもありがとうございました。
天皇杯準決勝。
ジュビロ磐田は清水エスパルスを4-2で下し、決勝進出を決めた。
元日は国立競技場でセレッソ大阪と決勝を闘う。ヤマハ発動機時代はさておき、ジュビロ磐田が元日に国立で試合をするのは初めてなのである。強烈に見たいのである。でもその日は仕事なのである。年末年始は休みなしなのである。休んでるけどさ。残念。
それにしてもエスパルスは怖くなかった。いい選手は揃ってるのになんでこうなっちゃったのかね。藤田俊哉がオランダに行った後、スタメンで出られない澤登を見るに付け、そんならジュビロぇ来りゃいーに(遠州弁)、と思っていたのだがどうですか? 高校時代からのファンとしては非常にもったいないと思う。
腰が痛くてとうとう立てなくなり、2日仕事を休んだ。
今はなんとか動けるようになってこうして日記など書いてる訳だが。
情けない。
寝ていてもとにかく腰は痛いし他にすることがないしなにしろ動けないので本ばかり読んでいた。
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』(文藝春秋)読了。
久しぶりに読んだミステリ。やられた。おもしろかった。
金子達仁『泣き虫』(幻冬舎)読了。
高田伸彦のファンだったのである。夢枕獏の本にかぶれてプロレスを再び見始めた高校生の時、高田の存在は強烈に目に焼き付いた。高田vs越中のIWGP Jr.ヘビー級ベルトを巡る新・名勝負数え唄のビデオは何回見返したか判らないし、北尾と闘った時なんて、そのメイン・イベントだけが見たくて必死で仕事を終わらせて、それでもかなり遅くなり間に合わねーよなあなんて半ば諦めながら日本武道館へ向かったんである。ちょうどこれからメインが始まる処で胸をなで下ろした覚えがある。北尾の巨体をハイキック一撃で沈めたあの日の高田は輝いていた。
高田を追いかけるのをやめたのは東京ドームのメインで武藤に負けた辺りだろうか。高田の輝きはあの頃から急速になくなっていったように思う。あくまでも個人的な思い込み、だけど。
この本は、前半は知ってることばかりだし、逆に高田vs越中に触れていないのが非常に不満だったのだが、俺が高田を追いかけるのをやめた頃の話からは非常におもしろく読めた。単純な暴露本ではなく、帯に書いてある通りスポーツ・ノンフィクションとしてよくできていると思う。
これを読んだ人は金子達仁のインタビューが載っている「紙のプロレスRADICAL」NO.69も合わせて読むことをお薦めする。現在発売中である。
さっき読み終えた処である。
至福の時間であった。
20年の時の重みと共に気持ちよい脱力感に包まれている。
作者と、これを書かせた編集者に、ありがとうございました。
『ブラック・キャット4 チェックメイト』をセブンイレブンにて購入。
とうとうゲットしました。謹んで読みたいと思います。
その前に。
事前の広告とか帯を見ると、
「伝説のピカレスク・ロマンが帰ってきた!」
なんてコピーが付いている訳だが「ピカレスク」て何ですか。
「…はい? 意味がわかんないですけど?」
と思わずマリノス戦後の小笠原のように鼻で笑いながら怒り出しそうになったので、これはいかんと広辞苑で調べてみたのだった。
ピカレスク-しょうせつ【−小説】
<novela picaresca(スペイン)>下層階級出身の召使や詐欺師などの主人公がさまざまな社会や事件に出会った経験を述べる小説。諷刺・ユーモアの要素が多い。16世紀スペインの「ラサリーリョ=デ=トルメスの生涯」に始まり、17世紀に流行。悪者(わるもの)小説。悪漢小説。悪党小説。
要するに犯罪者が主役だから「ピカレスク」だと、こういうことですかな?
あまり「ブラック・キャット」には相応しくないような気がする。
小笠原はあの大人げない態度を改めるように。
腰が痛いのである。
痛み止めとか痺れ止めとか筋肉を弛緩させる薬とか飲んでいるのだがまるで効果なし。おまけに薬局では、眠くなるから車を運転する前には飲まないでくださいと言われたので、痛みで眠れない時には眠気が起こるのは好都合と期待していたのだが、全然眠くなんかならないのである。
ひょっとして新井素子さんのように麻酔が効きにくい体質なんだろうか。手術することになったら非常に嫌だ。
eS!Booksよりメールが届く。
『ブラック・キャット4』前・後編は25日AM10:00に最寄りのセブンイレブンに届くそうだ。なるほど、在庫ありの表示は間違いではなかった訳だ。
明日仕事が終わったら取りに行こう。翌日は休みなのでじっくりと読むのである。
腰から右足にかけての痛みがとうとう我慢できなくなり、仕事を抜けて病院へ行った。診察とレントゲン撮影の後、ヘルニアの疑いありと医師に言われる。右足に痺れがあるのでそうではないかと自分でも思っていた訳だが。
来年1月9日にMRI検査を行う予定。ヘルニア決定ならどう治療していくのだろうか。調べてみよう。
現在はコルセットを填めている。昨日までは激痛で歩くのもつらかったが、装着中はかなり楽である。外骨格生物の仲間入りである。
年末から年始にかけては仕事が超常的に忙しく倒れることは許されないので、無理だけはしないようにしようと思う。
amazon.co.jpでもBK1でも『ブラック・キャット4 チェックメイト』が登録されていた。
試しにeS!Booksで注文してみた。注文履歴を確認すると既に出荷済みとなっている。本当か? 未だ到着日の連絡メールは届いていない。
発売日に届くか届かないかはわからんが、とにかく「ブラック・キャット」のクライマックスが読めるのはひたすら楽しみなのである。早く来ねーかな。
天皇杯準々決勝。
ジュビロ磐田は東京ヴェルディ1969を3-0で下す。西が3点に絡む活躍。またも溜飲下がりまくり。
準決勝の相手は清水エスパルス。次戦は服部が警告累積の為欠場が決定。福西も怪我で欠場中なのである。とすると河村&菊地の若手ダブル・ボランチか? 激しく不安。
それなら名波をボランチに下げてトップ下に成岡を入れた方がまだ安心出来る。これも名波が次戦に出られると仮定しての話なので、もし名波まで膝の状態が悪く欠場なんて事になったら、1.5軍のメンバーで清水と闘うことになる訳だ。
けど、まあ、勝ちゃあいいんですよ、勝ちゃあ。
本日買った本。
「あの日、あの時、あの試合、高田延彦の心は揺れていた。
勝敗の行方は
決められていたのか?
リアルファイトを追い求めた男の苛烈な半生を描く感動のノンフィクション」
へぇ〜。そうなんですか。
この帯の文章を読んだだけで顔に苦笑い+半笑いが浮かんでしまうのは俺がすれたプロレスファンだからですね。これを金子達仁が書いてるというのもなんとも微妙な感じ。
忙しくて本屋にも行けない。26日まで休みもない。
『ブラック・キャット4 チェックメイト』の発売日は25日である。
さて、どうしよう。
「新井素子堂」では既に在庫ありになってるんだが本当か。
ジュビロ磐田の次期監督に桑さんが決定。
この人か鈴木マサくんしかいないんじゃないかと思っていたのだ。無難な線で落ち着いて一安心である。
しかし、チャンピオンシップは2回取ってるしアジアクラブ選手権でも優勝してるし、監督としての実績は申し分ないのにいまいち信頼感に欠けるのは何故ですか。
思えば俺がジュビロファンとなった1999年に指揮を執っていたのがこの人だった。
1stステージの優勝決定の瞬間も、名波が抜けてまるで勝てなくなった2ndステージも、エスパルスを叩きのめしたチャンピオンシップ第一戦もスタジアムに見に行ったものである。頂点からどん底状態までを短期間に一気に体験したおかげでジュビロに対する気持ちの傾きが余計に大きくなったような気がする。悪い女に引っかかったみたいである。
さて来年は桑原監督の下でどんなジュビロが見られるだろうか。楽しみにするのである。
浜松じゃ雪が積もったそうだ。
静岡県西部で12月に雪が降るなんてめったにないことだ。
こちらでも日中に風花が舞った。
冷たい風が強く吹く。
大槻ケンヂ著『90くん』が届く。『90くんところがったあの頃』と合わせて「新井素子登場物リスト」に項目を追加しようと思う。
次の休みはいつだっけ? ま、その時に。
他に届いた本。
天皇杯4回戦。
ジュビロ磐田はヤマハスタジアムで来期J1に昇格が決まったアルビレックス新潟と闘った。4-0で快勝したらしい。久しぶりに溜飲が下がる。
くそう、なんでテレビで放送しねーですか。見たいぜ見たいぜ見たくて寝るぜ。
『奇想天外』1981年6月号が出品されている。この号は「扉を開けて」が掲載されているのだが、他に夢枕獏と新井素子の対談も収録されているのである。そちらの情報を素研のページに掲載していなかったのを思い出したので追加する。
この時、夢枕獏が30歳、新井素子が20歳である。写真を見れば二人とも若いのである。
オークションには他に、レアアイテム『テディベアに会えた日』と、なんとキャットテイルのぬいぐるみまで出品されている。ちょっと濃いめ。
新井素子研究会ホームページのカウンタを変える。
今まではCOOLの無料エリアで提供されていたカウンタをそのまま流用して使っていた。別サーバのCGIを呼び出すのも不自然だと思い有料領域にCGIを設置したのである。
個人的には画像が小さくなったのがよいと思う。ただ低機能なやつなので、今までよりカウンタの回りがよくなってしまうかも知れない。まあいいか。
大槻ケンヂ『神菜、頭をよくしてあげよう』(ぴあ)読了。エッセイ集である。いなたい。
「ジュビロ磐田の新外国人、ガビオンて名前らしいよ」
「ガビオンていうと、たがみよしひさがキャラクターデザインして鳴り物入りで始まったのに打ち切りになっちゃったアニメでしょ?」
「それはガルビオンだろ!」
しーん。
新井素子的な日記。
『ナイト・フォーク』あとがきの年間違い問題である。
古本量販店で確認して来たんだが、「一九六〇年八月」の記述は第四刷では既に「一九八五年八月」に修正されていた。当時は突っ込みの嵐だったんじゃないかと推測するものである。正確に第何刷から修正されたのかを知りたい。
俺の行った古本量販店には新井素子の文庫本が大量にあった。『ナイト・フォーク』だけで5冊もあったものである。いいなあ、あれ。全部欲しい。
”ここに来れば新井素子の本が全て手に入る”
なんていう古本屋があればいいのにと思う。
新井素子が「週刊ブックレビュー」で紹介した歌野晶午の『葉桜の季節に君を想うということ』が2004年版『このミステリーがすごい!』で第1位になった模様。
読んでみようかな。
大槻ケンヂのエッセイ集『90くんところがったあの頃』(角川文庫)を読んでいたら新井素子の名前が登場していた。単行本版『90くん』が届いたら内容を確認して素研の「登場物リスト」を更新するとしよう。
会社帰りにコンビニで特別純米酒「若竹 鬼ごろし」を買う。蔵元は静岡県島田市の大村屋酒造場である。
「若竹」と言えば中年以上の静岡県人なら「う〜まいっけな〜」というテレビCMでおなじみだろう。若竹には純米大吟醸に「おんな泣かせ」という銘柄もあり、これがまたとんでもなくうまかったりするのである。思わず男も泣くのである。
純米酒はピリピリ感が強くてこれが苦手なのだが、味がしっかりしている酒はやはりうまいのである。「若竹」も300mlを気が付けば飲み干していた。いかん、飲み過ぎだ。
ジュビロ磐田の菅野フィジカルコーチが退団→U-22日本代表コーチ就任とスポニチ静岡版にあった。
ジュビロを10年支えたフィジコがいなくなる。大問題だ。
テレビから流れてきたイントロで、あれ? 野川さくらが「守ってあげたい」歌うのか、と思ったら違う歌だった。出だしも「♪初めて」と同じ歌詞だしわざと似せてるですか。
MS-IMEはやはりだめだ。使いにくい。FEPはATOKに限る。
新井素子的でない日記。
仕事帰りに車の中でK-MIXのエスパルス番組を聴いていたら、天皇杯4回戦の相手を「ベルマーレ平塚」と言っていた。いくらJ2のチームで普段なじみがないからって、名前を間違えるのはひどいと思う。エスパルスの時計は1999年で止まっていると見える。
怒れ、湘南ベルマーレ。エスパルスなんかぶっ倒せ。
準決勝で逢おう。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/emperorscup/2003/emperors_top.html
その前にジュビロが負けたら何にもならねーやね。
書店にて。
グイン・サーガ外伝18巻の表紙を目にしてしばし立ちつくす。
タイトル――『消えた女官 マルガ離宮殺人事件』。
サブタイトル――「アルド・ナリス王子の事件簿1」。
グイン・サーガでミステリかい。しかも「1」て。続くですか!
栗本薫、遊んでるなあ。わたしゃミステリはあまり読まない人なんですが。
ええ、買いましたとも。
なんか『ファンロード』が復活してたんで買ってみた。たぶん18年ぶりくらいである。
最初から読んでみるもネタが全く判らず往生する。
ながいけん閣下のまんがは面白かった。
新井素子的でない日記。
大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン パイン編』(角川書店)読了。
最初のグミ編から数えて11年が経ったらしい。今となっては何もかもが懐かしい日々である。ただ、共感するポイントが当時と今であまり変わっていないように思われるのは俺が何も成長してないってことなのか。恥ずい。
上原浩『純米酒を極める』(光文社・光文社新書)読了。
非常に面白い本だった。『美味しんぼ』や『買ってはいけない』がいくら高飛車に純米酒以外の日本酒が「ニセモノ」だと説いたところで実際に好きで飲んでいる人間にとっては戯言にしか聞こえなかったものだが、長く日本酒造りの現場に携わりアルコール添加の功罪を知り尽くした著者による言は非常な説得力に満ちている。正直、今まで純米酒は苦手だったのだが、なぜ苦手だったのかもこれを読んで納得が行った。これからは純米酒も楽しんでみようと思う。
巻頭口絵の蔵元の写真に「開運酒造」とあるのは「土井酒造場」の間違いなので、版が変わったら修正して頂きたい。静岡県小笠郡大東町にあるこの蔵元で作られる「開運」という酒は俺の大のお気に入りである。
ちなみに筆者の上原浩は漫画『夏子の酒』に登場する上田久先生のモデルであるらしい。なるほど。
新井素子研究会の「イメージアルバムリスト」に情報を追加。ただしまだ未完成。
上記の三つはまだ持っていないものである。
あと、出ているかどうか判らないものとして、
がある。「グリーン・レクイエム」のカセット版は出ていた可能性大だが、CD版はたぶん出てはいないんじゃないか。未確認である。
「モトコせんせいの場合」と新井素子のつながりを無理矢理探ってみる。
この漫画はドラマ化されているのだが、その時の監督は今関あきよし、音楽は千住明だった。
今関あきよしと言えば、映画「グリーン・レクイエム」の監督であり、千住明と言えば、映画「グリーン・レクイエム」と同時上映の「りぼん」の音楽を担当していた。調べてみると今関は千住と組んでいくつか仕事をしているようだ。
さらに千住明は東京芸大出身なので、新井素子作品のキャラクターの内、何人かは彼の後輩(先輩?)である。
千住明の楽曲を意識して聴いたことはないけれど、「機動戦士Vガンダム」の劇伴は非常に印象深かった。アニメの内容はどうも好きになれないが、音楽は好きだ。
ワールドユース選手権準々決勝、日本vsブラジルを真夜中に見る。1-5で負け。ものが違う。前半だけで見るのが嫌になった。
ワールドユースを通して成岡が初めて効果的に攻撃に絡んだように思う。と言っても相手のブラジルは完全に流してたけどさ。あの余裕が憎いよな。
イライラするのはカルシウムが足りないせいだ。
と思うことにしている。昔からである。
牛乳の摂取量を増やそう。
慢性的に腰痛が続く。
激痛で身動きもとれないくらいなら仕事を休んで即刻治療だが、疼痛が続くばかりで身動き出来てしまうから仕事を休む訳にもいかない。そのせいか普段から妙にイライラが募る。手負いの野獣と同じである。
今日なども売り上げは上がらない癖に細かい仕事が立て込んで超忙しく、その上お客さんからは理不尽な要求を突きつけられたりと精神的に追いつめられること多し。イライラが絶頂に達したのは正午過ぎ。ブチ切れてカウンターの中のイスを思い切り蹴り飛ばす。がぁぁぁと溜息をついて後ろを振り返ればおばさんのお客さんが思いきり引いている。こういう時は営業スマイルも効果なし。
短気は損気ですよ、桔梗屋さん。
で、新井素子的な日記。
さべあのま『モト子せんせいの場合』(メディアファクトリー、MF文庫)を読む。新井素子によるこの本の書評が『まるまる新井素子』に掲載されていたので、今回の再出版を期に読んでみたという次第。
なかなかいい話だった。
雨のステーション 会える気がして… なーんて…
の辺り、切ないっす。ユーミンのこの曲も切ないんです。
さべあのまと言えば、新井素子的には『結婚物語』『新婚物語』など角川文庫に収録された作品の装画挿画でおなじみである。この本の巻末にある作者紹介の文章にも新井素子の名前が登場している。
ちなみに「モト子せんせい」は新井素子とは何の関係もないのである。
都筑道夫逝去。合掌。
Yahoo!オークションにて「マリ・クレール」2002年11月号を落札。
開始価格\100。競合なし。
特集中に新井素子のインタビューが掲載されている。版元が角川書店なので、当時出版されたばかりの『ハッピー・バースディ』の宣伝も兼ねていたのかも知れない。
こんな事でもなければ一生自分には縁のない雑誌だろう。>マリ・クレールjapon
オークションでは他に2件の注目商品あり。
1件は『それでも作家になりたい人のためのガイドブック』。
例として新井素子の『くますけと一緒に』が使われているらしい。
見慣れた人の名前で入札が既に一件あり。まだ新品が手に入る本だがどうするか。
もう1件は同人誌『もとちゃんのぬいさんのおでかけ』。
内容はこの「もとちゃんのぬいさんのおでかけ」と被ってるような気もする。確認したいなあ。
こちらもまた見慣れた人の名前で入札が既に一件あり。あまり食指は動かないがどうするか。
東アジア選手権最終試合、日本vs韓国は0-0の引き分け。日本は勝ち点、得失点差で韓国に並ぶも総得点数で及ばず、2位に終わる。
ジーコのチームには興味が湧かねぇ、なんて言っておきながら勝てなきゃやっぱり悔しいのである。大久保め。
で、その韓国戦でも大車輪の働きを見せた藤田俊哉のジュビロ復帰が決定。
http://www.jubilo-iwata.co.jp/news/2003/1210.html
ジュビロ的には明るい話題と考えたいが、もっと海外で活躍して欲しかった気持ちもあり、複雑である。
新井素子的でない日記。
「週刊サッカーマガジン」12月23日号にジュビロ磐田の柳下正明監督インタビューが掲載されている。
「『ジレンマ』との戦い」と題されたそれの中で、監督辞任の理由を次のように述べている。
「いろいろありますが、自分で納得できない部分があったということです。譲れないところがあった。それを受け入れることも必要なのでしょうが、この性格は変えようと思っても変えられない。それをなくしては自分ではない、と」
意志の強さを感じさせる言葉である。こういう人だからこそ選手からの信望も厚かったのだろう。
監督辞任は個人的に非常に残念であるが、他チームで指揮を執ることも視野に入れているようなので、いつか対戦するのもおもしろいかもしれない、と前向きに考えてみる。
ジュビロの次期監督がすんなり決まればいいのだが。
ワールドユースの日本対韓国戦はなかなか劇的な勝利。
ゴールデン・ゴールが決まった瞬間、真夜中だというのに「うおぉぉぉぉ!」と雄叫びを上げてしまった。このチームが韓国に勝つのは初めてらしい。
坂田の淡々としたヒーローインタビューが妙におかしい。いいキャラクターだ。
成岡の交代は怪我の為らしいのだが、大丈夫なのか。気になる。
音楽シリーズもネタが尽きてきた模様。
新井素子的でない日記。
ラグビーなのである。
ヤマハ発動機vsサントリーの試合を見てきた。場所は磐田のヤマハスタジアムである。
遠州のからっ風が吹きすさぶバックスタンドは非常に寒かったが、初めて生観戦したラグビーは非常におもしろかった。ヤマハスタジアムがサッカー専用で、ピッチと客席の距離が極端に近いということもあり肉弾戦の迫力が直に伝わってくる。骨と骨がぶつかって軋みをあげる音まで聞こえてきそうだ。テレビじゃこうはいかない。
試合も強敵相手にヤマハが勝ったし、よかったなあ。また行きたい。
試合前のセレモニーにジュビロ磐田の中山雅史登場。
相変わらずの過剰なサービス精神を発揮する。隊長いいなあ。
いきなり遠州弁の挨拶、
「がんこ気合い入ってるに!」
には笑った。
標準語では
「もの凄く気合い入ってるぜ!」
って意味だ。
始球式ではゴールに向かいプレースキックも蹴り、見事に決めていた。あの楕円形のボールって、慣れてないと蹴るのは凄く難しいんだけど、たぶん練習したんだろうなあ、隊長のことだから。
まだけがも完治してないし天皇杯もあるのに、くれぐれも無理はしないでくれ。
ラグビーはまだ完全にルールが判らないので勉強の必要あり。
大学の体育実技で一年間やったんだけど、ルールなんてほとんど知らないままだった。それでよくゲームなんてやってたもんだ。
英米文学科vs哲学科連合(哲学・印哲・中哲)の闘いは熱かったですよ。ちなみに俺のポジションはFWでスクラムの時は最前列の真ん中に入ってたです。
サッカーでわ。
U-20代表がワールドユースの予選リーグ突破。成岡がいまいち目立っていないようで気になる。
A代表は東アジア選手権で2連勝。韓国戦では藤田俊哉が戻ってくる。小笠原が怪我したようだし、先発か?
藤田と言えば、藤田が抜けた穴を埋めたジブコヴィッチの穴を藤田で埋めようとしているらしい。
それが一番確実なのは判るのだが、もう少し海外で修行して欲しいような気もする。
Yahoo!オークションにて2件落札あり。
一つは「マリ・クレール」2002年11月号。開始価格\100。競合もなくそのまま落札。新井素子関連記事があるらしい。
もう一つはビデオ「新婚物語」全8巻。開始価格\19,800。競合なし。言わずと知れた新井素子原作、陣内孝則と沢口靖子主演のTVドラマである。見たことがないので落札してみた。品物が届いたら内容をチェックしてみよう。
とか言いつつも、以前落札したビデオ「結婚物語」全3巻もまだ見ていないのだった。むむむ。
大槻ケンヂの本をまとめ買いする。
『グミ・チョコレート・パイン』の「パイン編」がついに出版されたので、今まで買っていなかった本までついでにamazonで注文してみたのである。
思えば俺の20代前半は筋肉少女帯と共にあったと言っても過言ではなかった。今日届いた『大槻ケンヂ全詩歌集「花火」』を読んでいると、当時のことが楽しかったことも嬉しかったことも悲しかったことも苦しかったことも歌詞と共に蘇る。
「進研ゼミ」のCMソングに「蜘蛛の糸」が使われてて、何かの冗談ですか? と思ったりしたもんだよなあ。
自虐の時代の終焉と共に大槻ケンヂからはちょっと離れ、筋少も最後の方は全然聴かなかった。
特撮を聴いてみようかな。
明日は日曜なのに仕事が休みなので、ヤマハスタジアムまでラグビーを見に行く予定。ヤマハ発動機vsサントリーの試合が行われるのである。
ヤマハスタジアムはもちろんサッカーJリーグのジュビロ磐田のホームなのだが、今年からチームの愛称を「ジュビロ」としたヤマ発ラグビー部もホームとして使用することになったのである。明日はその初戦である。いきなり強豪のサントリーとの試合である。
生観戦は初めてなので、とても楽しみである。
テレビ朝日のプロレス中継について。
前から思っていたのだが、なぜこれらアナウンサーは技の名前を正確に言わないのか。
「中西、アルゼンチンで担ぎ挙げた〜!」
「西村、ジャーマン〜!」
プロレス知らない人はなんで国の名前が連発されるのかさっぱり判らないんじゃないかと思う。
アルゼンチンていうのは「アルゼンチン・バックブリーカー」、
ジャーマンていうのは「ジャーマン・スープレックス・ホールド」のことである。
もっとプロレス界の外を向いた実況をしようよ。
微妙に新井素子的な日記。
大塚英志『キャラクター小説の作り方』(講談社現代新書)を新井素子がらみで調査中。
新井素子とは関係なく「第九講―「世界観」とはズレた日常である」中P.225の記述。
鶴田謙二さんの短編にも浜松町あたりを舞台にしてやはりかつての街が水没しているという設定のシリーズがあります。
「広くてすてきな宇宙じゃないか」の事だと思われるが、舞台は東京の「浜松町」ではなく「静岡県浜松市」である。鶴田謙二は浜松市出身なのある。
非常に気になる。
『オレンジ』第11巻をようやく読了。
F1リーグへの昇格を懸けた闘いもあと2試合を残すのみ。白熱の対アヴァランチ仙台戦である。すべてが熱い。
日本SF大賞決定のニュース。
どっちも読んでいない。
よい子のみなさんはこの先を読んではいけません。
スネークマン・ショーの「死ぬのは嫌だ、怖い。戦争反対!」を初めて聴く。
「愛の野球場」が島津冴子だった。ひっくり返りそうになるのと同時に怒濤のように甘酸っぱいものがこみ上げてくる。これだけでご飯3杯行けるって感じ。
このアルバムの発表は1982年である。島津冴子は三宅しのぶであり霧賀魔子でありラグ・ウラロであった。さらに言えば、ラジオドラマ「二分割幽霊奇譚」では砂姫でもあった。
14歳当時の俺がこれを聴いていたら悶絶死したかもしれない。
悩ましい。
『るるぶ練馬区』ゲット。bk1にて購入。
こうして見ると練馬が本当に「都心のオアシス」(表紙の惹句)に思えてくるから凄い。わたしゃ過去に練馬区の隣の板橋区の住人だったことがあるので、日常の行動範囲だった光が丘公園周辺は特に懐かしく読んだものである。
ジュビロ磐田はアレクサンダー・ジブコヴィッチとの契約を延長しないらしい。
http://www.jubilo-iwata.co.jp/news/2003/1204_4.html
確かにスペシャルな選手ではなかったが、藤田が抜けた後の2ndステージはよくやってたと思う。
ジレを切るってんだから、フロントはもっと使える選手を補強する当てがあるのだろうか。
それともまさかチャゴで満足してたりなんてなことわ。
来期のことを考えるととても不安な年の瀬である。
新井素子的でない日記。
毎日毎日暗いニュースばかりで嫌になる。
日記を書くのもなかなかつらい。
この場合、イラクで起こっていることは棚に上げてサッカーのことである。
ジェフ市原、中西に戦力外通告。
鹿島アントラーズ、秋田、相馬に戦力外通告。
チームの功労者をこんなにあっさりリストラするとは・・・。
ジュビロはこうならないで欲しいなあと心底から思う。
などと思っていたら。
ジュビロ磐田、柳下監督が来期の続投要請を拒否。
フロントと監督の間に一体何があったのか、誰か教えてくれ。
来年は一からやり直してことですか?
あ、イラクがらみで思い出したんだが、賛成する人も反対する人も日本とアメリカの同盟関係、もっと言えば日米安保条約にあえて触れていないように思えるのは俺の勘ぐり過ぎですか。
コンビニで「クロスワードハウス」1月号を購入。
「新井素子のお元気ですか」は第44回。
そう言えば僕も「しち」ではなく「ひち」です。でなければ「なな」です。
コンビニでは「週刊サッカーマガジン」も購入。
表紙を見ただけで泣きそうになる。
こんなにダウンな気分が続くのも久しぶりだ。あの時からちょうど10年か。俺も年を食った。
それでも、ようやく前向きにものが考えられるようになってきた。
まずは認めることから始めよう。
クラブの力、チームの力、サポーターの力、全てにおいて何かが足りなかったに違いないのだ。だとすれば思いつく限りのことをやるべし。足りないものは補わねばならない。出来る限りのことはやったという自覚があれば、そしたらまた優勝を目指して闘うことが出来る。
俺も出来る限りのことをしよう。
試合は見に行けないけど、心にはいつもジュビロの魂を持とう。
俺だってジュビロ磐田を支えてるんだという自負を心に刻もう。
もどかしい気持ちを言葉に変えて磐田市方面へ向かって大声を上げる。
「俺はここにいる」