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日本酒の分類
(2)「火入」による分類
「火入」とは日本酒に対して行う加熱殺菌のことです。
酵素や酵母の働きを止め、腐敗や変質を防ぐために、一般的には二回行われます。
一回目は、発酵が完了してろ過して調合した後、タンクに貯蔵する前です。
二回目は、出荷の前の瓶詰めの時です。(瓶詰の前、もしくは後に行います)
どちらも、酒の質を変えない50〜60度の低温殺菌です。
「火入」による分類は次のようになります。
名称
内容
生酒
火入を一切していない酒。
生貯蔵酒
生酒のままマイナス5〜8度で貯蔵し、瓶詰め時に火入をした酒。
生詰酒
貯蔵時に一度火入した酒。瓶詰め時は火入しない。
(二度火入した物は特に名称はない)